こんにちは、shotaです。
社員研修として、オリジナルマウスを製作しています。
[前回の記事]の続きで、アートワーク作成について書きます。
↓回路図はこちら
especial.pdf
※2シート目のソフト書き込み回路には間違いがあるのでご注意ください
参考:shotaのマイクロマウス研修17 回路設計⑤:ESP32ソフト書き込み基板と間違い
※この回路図は最新状態であり、これから貼るアートワーク画像と異なる部分があります
パターンの修正
前回でパターンを一通り結線しました。
しかし、まだとりあえず繋いだだけ、という状況なので手直ししていきます。
まず、表層にGNDラインを結線しました。また、部品のランドを基板端面から離しました。
次に、電源ラインを整えました。そうすると、なんと2層で結線できちゃいました。
ノイズのことを考えると4層構成にすべきですが、完全に個人的な趣味・興味で2層構成にしました。
(4層じゃないと繋がらないって思ってたパターンが2層で繋がると謎の達成感がありますよね?)
特に、今回の基板は面積が小さく、かつ配線も多いので、表層にベタGNDを引くことができません。
引いたとしても浮島だらけのGNDパターンになります。
(どう考えても4層にすべきですね)
次に電源ラインのパターン幅を修正しました。
1mm/A というよくある目安に従ってパターン幅を広げます。
基板の形状とシルクを整えます。
ケガ防止や他の物を傷つけないために基板の角を丸くします。
また、モーションセンサの加速度方向x,y,zを基板上部に記してます。
この矢印が基板の中心でもあるので、センサの調整が楽になりますね。
基板裏には回路評価用にテストランドを設けました。
テストランドがあると、ここに配線をハンダ付けできるので評価が楽になります。
しかし、実装面積を圧迫することと、ショートが怖いので、次回作からは省くかもしれません。
これにてパターンが完成しました!!!
Fusion360に取り込んで見るとこんな感じです。
モータマウントのネジ穴も一致しており、部品の干渉も無さそうです。
ソフト書き込み基板
ソフト書き込み基板のシルクやパターンを整えました。
え?「U13周りのシルクが被ってる」って?
もちろんそのまま発注しちゃいました。(完全にチェックミスです)
次回の記事
アートワークが完成したので、後は発注するだけです。
が、その前に、現実世界の方でマウスの地区大会に参加したので、その記事を書きます。
その後、基板発注とアートワーク作成の振り返り記事を書こうと思います。