しゅうの自作マウス研修

組み立てpart3 モータマウント – しゅうの自作マウス研修 part39

しゅうの自作マウス研修

こんにちは、しゅうです。
今回はお試しでモータマウントの印刷をして、実際に組み立ててみようと思います。
実物を見て、微調整を施していこうと考えています。

修正

以前設計したものから2点修正を加えました。

  • フランジ付きのベアリングに対応するように溝を作成
  • タイヤを取り付ける部分を厚くした
  • モータマウントの足を厚くした


ホイールは2つのフランジ付きベアリングで挟み、その間にスペーサを配置します。そして、全体をネジとナットで固定します。

また、モーターマウントの足の部分を厚めにしたのは、最初に設計したものだと薄くて基板と締結したら折れちゃう可能性があるからです。

印刷

会社で余っているPLAフィラメントを使って印刷しました。
しかし、印刷本体とサポート材がとても剥がしづらく、剥がす作業だけで30分ちょっとかけちゃいました。
PLAの場合は、ニッパなどを使って剥がし作業をするため印刷物を傷つけやすいです。
ABS+を使うと、印刷物を傷つけずに綺麗に剥がすことができます。これは、PLAの方が硬く弾性が低いためです。
またPLAは熱に弱い特徴もあるので、本番用の印刷をする時はABS+フィラメントを使おうと思います。
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今回はハマり具合の確認なので、1セットだけ印刷しました。しかし走行中はギアに常に負荷がかかる状態となり、磨耗してしまいます。
そこで、本番ですぐ取り替えができるように複数印刷しておくと良さそうです。
また、ピニオンギアは現在ナイロン製を使用していてこちらも磨耗しやすいため、真鍮製のものに置き換える予定です。

組み立て

モータとモータマウントの取り付け

ピニオンギアを取り付けた状態でモータマウントをつけてみます。ピニオンギアの位置は後で微調整するとして、差し込めるように隙間を開けておきます。
穴の位置を合わせて、モータとモータマウントをネジで締結します。

ホイールとモータマウントの取り付け

ネジ・ベアリング・スペーサなどをホイールに通して、マウントに取り付けます。ホイールとピニオンギアの噛み合わせを合わせて、ナットで締結をしましょう。この時の締め具合でホイールの回転具合を調整できます。

ネジは振動で緩むことがあるので、ネジロック剤やナイロンナットを使って固定するのが良さそうです。本番までには調達しようと考えています。

基板とモータマウントの取り付け

基板の裏からネジを通してモータマウントを基板に固定します。この時に、ネジ頭を意識しないとマウスを動かす時に地面とネジが当たってしまいます。例えば、下の画像の左にある鍋ネジを使うと、他のネジと比べて厚さが出てしまいます。
そこで、一番右の頭低いネジ通称AHNを採用します(参考ページ)。Pi:Coでモータや基板とシャーシを固定するために使われているネジですね。真ん中の皿ネジも低いですが、挿入する穴をネジに合わせる必要があります。

まとめ

以上でモータの取り付けも一先ずできました。取り付けた状態がこちらです!

次回以降は電源を入れたりプログラムの書き込みを行ないます。

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