はじめまして。今年の春に入社したNABEです。
主に広報を担当しています。
アールティでは、Pi:Co Classicシリーズをはじめとするアールティのロボットキットを自分で組み立てて、大会で完走させるまでを新人研修としています。
私は今回、5月22日に発売されたライントレースロボットのキット「トレーニングトレーサー」を使って研修を行います。
COVID-19の影響で6月からも在宅勤務続行のため、研修も在宅で!
ロボット製作については超初心者ですが、トレーニングトレーサーはそんな超初心者でも組立、走行ができるように考えられたキットです。頑張って作っていきたいと思います。
まずはトレーニングトレーサーのご紹介から!
トレーニングトレーサーのご紹介
トレーニングトレーサーはアールティが開発したライントレースロボットです。
(アールティロボットショップで販売中!)
ライントレースロボットとは?
ライントレースロボットは、ビニールテープなどで作られた線をセンサで認識して走行(トレース)するロボットです。物を決められた場所へ運搬するAGV(無人搬送車)や介護用ロボットなどにその技術が活用されています。
「ロボトレース競技」という、ライントレースでコースを周回する速さを競う大会もあります。
☆大会の概要については同じ時期に研修を始めたいしかわさんやせきぐちさんがご紹介されているので、ぜひそちらをご覧ください。
トレーニングトレーサーはここがすごい
トレーニングトレーサーは自動運転のプログラミング、走行時の速度・姿勢制御、AGVに必要なセンシング(センサを使った情報計測・数値化)など、ロボットに必要な技術要素を詰め込んだ優れもの。
基板のはんだ付けから自分で行うキットなので、ロボットの製作も基礎からしっかり学ぶことが出来ます。
大会への出場を通してロボット開発フローを一通り体験することもできるので、プロジェクトマネジメント能力の育成にも繋がるんです!
本当に初心者ひとりでも作れるの?
プログラミング?センシング?
自分でブログに書いていながら、そのやり方についての知識はほぼゼロです。
そしてはんだ付けも中学校の授業でやった記憶がかすかにある程度…
でも大丈夫。
トレーニングトレーサーには、センサやモータとは何か、はんだ付けの仕方はどうやるのかなどの基礎知識から、プログラムの書き込み方、走行制御の仕方などを丁寧に解説した写真付きの電子マニュアルが付いてきます。
充実したサンプルプログラムがあり、プログラミング初心者も安心です。
組み立て前にちらっとマニュアルに目を通したのですが、部品の細かい向きについても写真付きで解説されていて、こんな間違いがよくあるから気を付けて!という注意を赤字で書いてくれていました。安心です。
写真もカラーなのでとても分かりやすいです。
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さて、安心したところで実際に組み立ててみなければ始まらない!
次回は早速、基板のはんだ付けからやっていきます。
ロボット作りがしたいけど何から…と悩んでいる方へトレーニングトレーサーはとてもおすすめです。
製作例のひとつとしてこのブログがご紹介できるよう内容を充実させていきます。
これからよろしくお願いします。
Part.2へつづく