はじめに
はじめまして。2020年5月に入社しました、いしかわです。
事務職としてアールティに入社しました。
9年間、銀行員として働いていましたが、夫がアールティに勤めていたこともあり、転職をしました。
これまで文系一筋!ロボットとは無縁の生活をしていましたので、ロボットやプログラミングの知識が全くありません。
アールティでは技術職・事務職問わず、すべての社員が研修として自走式の小型ロボットを作成します。これは、「全社員共通の話題を持つ」という社長の信念があるからです。(くわしくはこちらのブログ記事をご覧ください)
今回の研修では2020年5月22日に発売されたばかりのトレーニングトレーサーを作成し、「ロボトレース競技で二次走行を成功させること」を目指します。ということで、ロボット超初心者の私もロボトレーサ作成します!!
こちらのブログでは、ロボトレーサの作成からプログラミングまでを
記事にします。私のような超初心者でもわかりやすく、少しでもロボットの世界に
興味を持っていただけるようなブログを目指します。
ロボトレースって何?
研修の最終目標
「ロボトレース競技で二次走行を成功させること」
そもそも「ロボトレース」とは何でしょうか?
ロボットレースの書き間違いか!?
いえいえ違うんです。
「ロボ」が「トレース」する競技なんです。
「ロボトレース」とは自立型ロボットが黒い床に引かれた白いライン(一周60m以下)の周回コースを出来るだけ早く走る(トレースする)ことを競う競技です。
ロボトレースに出場するロボットを「ロボトレーサ」と言います。
競技ルール
競技ルールをとっても簡単に説明すると(詳しいルールはここから)
- ロボトレーサは自立型
(ラジコンのように人間がコントローラを使用してロボットを動かすのではなく、ロボット自体がコースを読み取り、走行する) - 持ち時間は3分。時間内に3回までコースを周回できる。
(通常、ロボトレーサは1回目でゆっくりコースを周回してコースを記憶し、2回目から最短距離でゴールできるように走行する) - 持ち時間の間、操作者はスタートの操作以外の操作をしてはならない。
- ロボトレーサが持ち時間に完走できたタイムの中から、最も早いタイムを記録とする。
つまり、競技者はコースを最も速く走れるロボトレーサを作成しなければなりません。
二次走行とは?
二次走行とはロボトレーサが実際にコースを走る時に
- 1回目の走行でコースを記憶
- 2回目の走行で直線でスピードを上げて、ターン中は速度を下げてコースアウトしないように制御する
ということです。
ということで、私の研修生活がスタートします。
次回はトレーニングトレーサーの説明を記事にします。