ししかわです。
社員研修の一環として、基板からマウスを自作していきます。
来年のマイクロマウス全日本大会での完走を目指します。
今回から自作マウス編がスタートです!
さて、「マイクロマウスを1から作ってください」といわれたら皆さんはどうするでしょうか。
- コンセプトは?
- 部品は何を使う?(マイコン、センサ、モータ…)
- どうやって制御したら良い?
やることが多すぎて、何から手を付ければよいか迷ってしまいます。
そこで、まずは計画を立てました。
キット編のときと同様に、今回もソースコードと工程管理はGitHubで行います。
ただし、前回は大会ごとにマイルストーンを置きましたが、今回は大会がしばらく無いので、
約1~2ヶ月おきにマイルストーンを立てて、目標を設定します。

マイルストーン
各バージョンのコードネームは、マイクロマウスに多大な貢献をされているナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)の初期のアーケードゲームから拝借しました。
次に、直近のマイルストーンを対象に、目標を達成するためのタスクを洗い出します。
基本的なコンセプトはすでに立てているので、最初のマイルストーンは「とにかく必要な部品を揃えて、繋いで、動かしてみる」ことを目指します。
各タスクはIssueとして起こします。
社内ではIssueからガントチャートを生成するツールが使われ始めているので、これを活用してみます。
一人プロジェクトなので、ガントチャートのバーが重なるのは基本的にはやっちゃだめ(分身している)なのですが、
モチベーションを保つために「インプット(書籍等で勉強する、調べる)」と「アウトプット(設計、実装など手を動かす)」が
1個ずつなら重ねて良いことにしました(その分各タスクの工期を2倍にして薄めます)。
大会まで1年というと長く思えますが、計画を立ててみるとなかなか時間が厳しいことがわかりました。
こうしてマイルストーンを置いていくと直近なにをすべきかが明らかになるし、
ゴールまでの道のりも認識できるので良いですね。
次回はM5Stackを使ってマウスに必要な部品を動かしていきます。