ししかわのマウス研修マウス自作研修

自作マウスの計画を立てる – 元Web屋のマウス製作記 Part.12

ししかわのマウス研修

ししかわです。

社員研修の一環として、基板からマウスを自作していきます。
来年のマイクロマウス全日本大会での完走を目指します。

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今回から自作マウス編がスタートです!

さて、「マイクロマウスを1から作ってください」といわれたら皆さんはどうするでしょうか。

  • コンセプトは?
  • 部品は何を使う?(マイコン、センサ、モータ…)
  • どうやって制御したら良い?

やることが多すぎて、何から手を付ければよいか迷ってしまいます。

そこで、まずは計画を立てました。
キット編のときと同様に、今回もソースコードと工程管理はGitHubで行います。
ただし、前回は大会ごとにマイルストーンを置きましたが、今回は大会がしばらく無いので、
約1~2ヶ月おきにマイルストーンを立てて、目標を設定します。

マイルストーン

各バージョンのコードネームは、マイクロマウスに多大な貢献をされているナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)の初期のアーケードゲームから拝借しました。

次に、直近のマイルストーンを対象に、目標を達成するためのタスクを洗い出します。
基本的なコンセプトはすでに立てているので、最初のマイルストーンは「とにかく必要な部品を揃えて、繋いで、動かしてみる」ことを目指します。
各タスクはIssueとして起こします。

社内ではIssueからガントチャートを生成するツールが使われ始めているので、これを活用してみます。

一人プロジェクトなので、ガントチャートのバーが重なるのは基本的にはやっちゃだめ(分身している)なのですが、
モチベーションを保つために「インプット(書籍等で勉強する、調べる)」と「アウトプット(設計、実装など手を動かす)」が
1個ずつなら重ねて良いことにしました(その分各タスクの工期を2倍にして薄めます)。

大会まで1年というと長く思えますが、計画を立ててみるとなかなか時間が厳しいことがわかりました。
こうしてマイルストーンを置いていくと直近なにをすべきかが明らかになるし、
ゴールまでの道のりも認識できるので良いですね。

次回はM5Stackを使ってマウスに必要な部品を動かしていきます。

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