こんにちは、しおたにです。
前回の続きです。回路設計は今回で終わります。
モータまわり
足回り
この回にあるとおり、モータとエンコーダは1717T003SR-3V、モータドライバとしてDRV8870を選定しています。
こちらを参考にしました。

M5Stackマイクロマウスの回路設計:DRV8835を使ったモータドライバ回路 – ししかわのマウス研修 Part.35
社員研修の一環で、マイクロマウスを自作して大会に出場します。M5Mouseの回路の中身について説明しています。今回はモータを駆動するモータドライバ回路の説明です。
マイコンからPWM波を2つ入力し、モータの回転方向や速度を制御します。
1717T003SRはモータとエンコーダがセットになっているためモータ駆動のための入力のほか、エンコーダ用の電源と入出力の計6ピンをつなぎます。
吸引回り
吸引モータは1方向に回れば良いのでマイコンからのPWM波は1つです。
ジャイロまわり
今回使うMPU-6500はインターフェースとしてI2CもしくはSPIが使えます。
今回はSPIを使います。こちらのデータシートを参考にコンデンサなど付けていきます。
そのほか
書き込み用
書き込みやデバッグには、Nucleo-64開発ボードについているST-LINK/V2を使用します。
以下を参考に、Nucleoのピンがそのままつなげるようなピン配置にしました。

マイクロマウス研修(のり)[3]STM32F446回路設計
記事一覧 のり マイクロマウス研修 前回、STM32Fマイコンにとりつける基本的な回路を調査しました。 ということで、KiCADで部品を配置していきます。 全体の回路図はこちら。 それぞれ解説して行きます。 電源入力部でターミナルを配置。 ...
バッテリ電圧チェック用
最後はバッテリ電圧を確認するための回路です。バッテリの過放電などを防いだりします。
以下を参考にしています。
https://rt-net.jp/mobility/archives/7509

M5Stackマイクロマウスの回路設計:電源回路 – ししかわのマウス研修 Part.33
社員研修の一環で、マイクロマウスを自作して大会に出場します。今回から、作成した回路の中身について説明していきます。まずはどんなマイクロマウスにも必ず必要になる電源回路の説明です。
これで一通り回路紹介は終わりました。次回から基板発注に向けてアートワークしていきます。