はじめまして!新人社員のはしもとです。
今回からマイクロマウス競技(ハーフサイズ)に対応している手のひらサイズの学習キット「HM-StarterKit」の購入~迷路完走までの解説記事を自分を含めた新人社員で投稿していきます。12回に分けて連載していく予定です。初心者目線でわかりやすい記事を書いていければと思います。
第1回目となる今回は、HM-StarterKitの開発に必要な機材と購入方法のほか、マイクロマウス競技やHM-StarterKitとはなにかについても説明していきます。
この連載について
この連載は「HM-StarterKitの購入~迷路完走まで」をテーマに、初心者向けにHM-StarterKitの使用方法や解説を全12回で紹介していきます。
- 開発に必要な機材と購入方法について
- 内容物の確認と環境整備とビルドの環境について、充電の方法について
- レジスタを理解してブザーを鳴らそう
- モータのサンプル動作確認
- モータが回らない時の対処方法について
- センサのサンブル動作確認
- i2cによるLEDの点灯の動作確認
- i2cによるスイッチの動作確認
- spi接続のエンコーダの動作確認
- spi接続のgyroの動作確認
- 操作方法とセンサ用パラメータの設定
- PIDゲインの調整と迷路完走
※ここで紹介しているタイトルおよび内容については予告なく変更する場合があります。
マイクロマウス競技について
まずはじめに、マイクロマウス競技を知らない方向けに簡単に競技についてご紹介をします。マイクロマウス競技とは、参加者が自ら作った自立型移動ロボットが自律的に迷路を探索し、スタート~ゴールまでの時間を競う競技です。こちらは、今回取り扱うHM-StarterKitで競技に参加した時の様子です。
小さいハムスターみたいでかわいいですね(^^♪
このようなマイクロマウスの製作においては、電気回路、メカ、迷路の解析用のプログラム作成をはじめとするロボットの基礎をマスターし、使いこなすことが求められます。なので、マイクロマウスを一通り作れるようになると、どんなロボットにもその技術が応用できるので、これからロボットを勉強したいという方にはもってこいの競技なんです!
またマイクロマウス競技のルールや大会などの詳細については下記リンクをご参照ください。
https://www.ntf.or.jp
HM-StarterKitとは?
手のひらサイズのマイクロマウス学習キット
HM-StarterKit は、マイクロマウス競技(ハーフサイズ)に対応している小型の独立二輪移動ロボットです。手のひらサイズのロボットの為、机の上でも調整が容易にできます。
HM-StarterKitの特徴
- 写真と丁寧な解説付きの電子マニュアル付きです。
- 組立済みなので、電源を入れればすぐに開発可能です。
- 6軸IMU搭載。3軸ジャイロと3軸加速度センサにより姿勢推定が可能です。
- プログラムの基礎から各ステップを用意し、最終的には迷路攻略が可能なアルゴリズムの教材を提供しています。
- 約20gの軽量自立型ロボットです。小型軽量で持ち運びが簡単、省スペースで開発可能です。
- 2つの小型エンコーダにより、車体の速度制御などが可能です。
なぜ今HM-StarterKitがおすすめなのか
このHM-StarterKitは手のひらサイズのロボットであるため、在宅でもロボット学習や競技練習ができます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅時間が増えたこの機にご自宅でマイクロマウス競技に取り組んで、ロボットの基礎を0からじっくりと学んでみませんか?
詳しくはHM-Starter Kitの製品ページをご覧ください!

HM-StarterKitの開発に必要な機材
必要な機材は以下の通りです。
- HM-StarterKit
- Windows10が入ったPC
- 走行テスト用迷路
HM-StarterKitは組立済みであり、付属品にはバッテリやバッテリ延長ケーブルがあるので、電源を入れればすぐに開発可能です。初心者にはありがたいですね!また、走行テスト用迷路は、自宅でテストするのにはよいお手軽サイズもアールティで販売しております。
※迷路は、クラシック用ではなく、ハーフ用をご購入ください。また、迷路の壁と板は別々なので注意ください。
お知らせ
手のひらサイズのマイクロマウスキット「HM-StarterKit」
33%OFFの特別価格で販売中!
製品ページはこちら

アールティロボットショップで購入する
また、6月10日(木)からは学生マイクロマウスサークルを対象としたプレゼントキャンペーンを開催予定です!詳細をお楽しみに!
今回は以上です。次回から実際にHM-StarterKitを使って環境構築やプログラムを動かしていきます。