ししかわのマウス研修 技術情報

マイクロマウスの外装を作る – ししかわのマウス研修 Part.25

開発初期のスケッチ ししかわのマウス研修

ししかわです。 社員研修の一環で、マイクロマウスを自作して大会に出場します。

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前回までマイクロマウスの主な部品を個別に動かしてきました。 今回からはマイクロマウスの「外装」「回路」をそれぞれ製作して、ちゃんと走るマイクロマウスを組み上げていきます。

まずは外装の作成です。 M5Mouseは他の多くのマイクロマウスと違い、本体の基板を覆うように外装を付けます。 これから数回に渡り「3D CADソフトと3Dプリンタを使った外装の作成」について説明していきます。また、外装の他に基板の外形や端子のモデリングも行い、部品同士が干渉しないか、実際に組み立てられるかを確認します。

コンセプト

近年のマイクロマウスは基板を構造材(骨組み)の代わりに使う、通称「板マウス」が主流となっています。外装等も無く、部品がむき出しになっている物が多いです。例えばアールティ製マイクロマウスのHM-StarterKitなども基板がシャーシを兼ねています。板マウスは本体を小型/軽量化でき、部品が見えることでメンテナンス性も高くなるなどのメリットがあります。

HM-StarterKit

例:HM-StarterKit

一方、今回私の自作マウスで使うM5Stackはケースが付いているのが大きな特徴です。そこでマイクロマウスとしてもしっかりしたケースに基板を収めてみたいと思います。電子工作に詳しくない方にも手に取ってもらえるような、キューブ型の可愛い見た目を目指します。

開発初期のスケッチ

開発初期のスケッチ

完成したモデル

実際の作業からブログの公開までにタイムラグがあるため、実は外装はほぼ完成しています。先に公開してしまいます。

上記の埋め込みビューワーから外装のモデルを閲覧・ダウンロードできます。

外装を作ることでモータやセンサなどの主要な部品、そして基板やバッテリを繋ぐ端子が干渉せずに組み立てられることを確認できました。

これから基板の回路設計をしたり、実際に走らせる中でさらに改良を加えていきます。

開発環境

外装の制作に使った環境は次のとおりです。

次回からの予定

次の記事を書く予定です。

  • 環境構築(Fusion360)
  • 3Dプリンタ(Afinia)の調整と印刷
  • 設計の試行錯誤
  • 仮の外装の組み付けとチェック事項

コロナ禍の中、マウス合宿が中止になってしまったりと先行き不透明な状態が続きますが、淡々と進捗を出して行きたいと思います。

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