Pi:Co Classic製作記(移行中)

マイクロマウス製作三十九日目

こんにちは!
今日も雨…。
雨だし、気候(温度)は安定しないしで、ビミョ~な毎日ですねw

そんな本日のマイクロマウス研修は、ついに「トレッド幅の調整」に移ります。
満を持して!!!センサの調整にとっても時間とられた!!!

トレッド幅の調整については、以前に一度やっています。
が、この台数(全部で6台)をいっぺんに調整するのはもちろんはじめて。

一度はじめたら完璧を求めてテストを繰り返してしまう…
そんな風に、無限にも感じられる調整ですが、時間には限りがあります。
きちんと考えてトライアンドエラーで行わないと、ドツボにハマりますよ~~。。(松崎はしばしばハマる)

調整のコツは、「まず大きく数値を変えてみる」!

マウスを往復させてトレッド幅を見ていると、
「あれ、回りすぎてるな~もう少しトレッド幅大きくしないと」
と、適正な値を求めてはじめから微調整しちゃうことがあります。
(EX.トレッド幅”64+3”で大きすぎ、64+3.1に書き換えてみる)
ですが、それだと、ちびりちびりと何度も何度も数値を変えないと目標の値に達せず、
結局時間と手間がかかるうえに、しまいには調整地獄みたいなところにハマってしまいますw

ですから、はじめは大胆に数値を書き換えてテストして、結果を見ながら徐々に適切な値を探して行くことが肝要なのです!!

…って、先日マウスの先輩である早苗さんにこっそり見せてもらった秘伝のマウスノートに書いてありましたw

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ええ、カンニングですが何か?w

ですが、マイクロマウスは人と交流して上達するものだそうです。
早い人や詳しい人から教えていただいて、自分のマウスにそれを反映させる。
だから、新しいことを学ぶいい素材なんですね。
また、いろんな人とマウスを通じてお話ができるという素敵な特長もあります。
今日もうひとつ、早苗さんからのカンニングついでに教わったこと。
いつも同じ状態でマウスを走らせるための工夫のひとつです。

Pi:Co Classicは、タイヤのすぐそばに電池を配置するのですが、
電池がタイヤに触って動きに干渉しないよう、テープを使って固定します。
(テープ以外のもので工夫して作っても素敵です。)

<作り方>

①テープをくるくると細く巻く
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②テープを巻いて作った棒にこのようにテープをつけて、
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③シャーシに、ぺたり(ワクワクさん風)
※電池がきちんと収まって、タイヤにも触れない場所にうまく接着してください。
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④できあがり。
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調整、メンテナンス…
こうした地道な作業がマイクロマウスの華麗な走行に非常に重要なのです。

そして、おもしろみでもあります。

何せ、自分で一から作ったものですから、「これ、やっちゃだめかなあどうかなあ」がない。
「ここをこうしたらもっとよくなるはず!」「ここはこういう仕組みだからこうなるんじゃないか?」
と、自由にアイディアが湧きますし、試せます。
(LEDの色変えたろ、とかw)

奥が深い、ってよくある表現ですが、
私はPi:Co Classic自分で組み立てて走らせたりして、
どちらかといえば「幅が広い」っていう感覚を抱くなあ~なんていつも思っています♪

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