初めまして。こんにちは。アルバイトのseyaです。
アルバイトの研修として、弊社が販売する[Raspberry Pi Mouse V2]を動かしていきます。
動作までの過程をブログにつづっていきます。
Raspberry Pi のセットアップ
Raspberry Pi Mouse V2取扱説明書の手順に沿って開発環境のセットアップを行いました。今回は、説明書の5の内容まで行います。
以下の手順で行いました。
- PCを用いて、ラズパイOSをMicroSDに書き込む
- ラズベリーパイでOSのインストールを行う。
- SPI機能をオンにしてGitHubからRaspberry Pi Mouseのリポジトリをインストール
- カーネルのバージョンの確認を行う。
- ラズベリーパイマウスのドライバをインストールする。
1~4までは順調に行うことができましたが、5.で問題が起きました。
ラズベリーパイにインストールされたカーネルのバージョンが4.14.98-v7+でしたが、./RaspberryPiMouse /lib/Pi2B+/内に4.14.70-v7+よりも新しいカーネルバージョンの、ドライバのディレクトリがありませんでした。
この問題の解決を行うために、ラズベリーパイのカーネルのバージョンを4.14.70-v7+にダウングレードしました。
しかし、4.14.70-v7+のディレクトリ内で
$sudo insmod rtmouse.ko
と、説明書通りのコマンドを実行しても、Segmantion faultがターミナル上に表示され、ドライバのインストールができませんでした。
カーネルのバージョンを4.14.69-v7+に再挑戦をしたところインストールに成功しました。
ラズベリーパイのカーネルバージョンのダウングレードの仕方を紹介します。
GitHub のラズベリーパイのカーネルの更新リポジトリのコミットの中から4.14.14.69-v7+を探し、commit のhash番号をコピーしたのち、ターミナル上で
$ sudo rpi-update c8da643e606a55971d22482ce829a6c109a6a7ad #4.14.69-v7+のハッシュ番号 $ reboot #再起動
これらのコマンドを実行をすることでできました。
次回やること
説明書の手順6から先をやっていきたいと思います。