3Dのモデリング
みなさんこんにちはYUUKIです。
外は急に寒くなってそろそろ炬燵と蜜柑を用意する頃でしょうか…
風邪ひかないように暖かくしてお過ごしくださいね!
さて、前回の記事の後半で3Dモデル作成時のことについて書きますとしていたので、今回はその記事です。
使用したのはfusion360になります。基本操作、スクリプト等参考にした諸先輩方のブログのリンクは以下になります。


書籍はこちらを参考にしました。
fusion360操作ガイドベーシック編2021年版
これだけでできたかというと3D初心者のYUUKIはそうでもなく、諸先輩方にいろいろ実演してもらいながらなんとかやり方を覚えた感じです。書籍もそうなのですが、やはりあくまでも作り方の一例を主軸に機能の紹介をしているので、どの機能がどこにあって、これはなにができるのかというところが整理されている記述があまりなく、その個人的に欲しい情報をいろいろなところから補充した感じで作成していきました。
大きく分けると以下の部分にハードルがありました。
・スケッチの作成から押し出して造形する際の拘束の可否の感覚。
・押し出し、切り抜きをどの面でやるか
・機体に要求した条件を混合しながらジョイントさせていくこと。
とりあえず触りながらどうにかクリアしたので、今後自分にとってスマートな方法を見つけていけたらと思ってます。
もともと2Dのお絵描きはよくやるので最初のスケッチの部分をレイヤー感覚で先にどんどん重ねて後からまとめて必要な部分を押し出したり切り抜いたりしていたら見た目はそれっぽくできるのですが、後から大きさを少し修正すると穴の位置も修正する必要が出てきたりと混乱してきました。
マウスに採用するかもしれないパーツ…レイヤー感覚でスケッチを重ねて作っているのでわけがわからないことになってます。でもなんとか形にはなってます。
ここで活躍するのが位置拘束です。垂直や水平、接点、中点、同一線上など様々な条件で固定してしまうことできます。故に後から部分的に修正や追加する際、位置拘束を利用して空けている穴等は影響を受けないように編集することができます。
これが便利なのですが、何かしら条件が合わないと過剰拘束などのエラーが出てしまい思うように拘束できません。
これが位置拘束をそれなりに使ったものです。ひとつ前の画像ではどちらかというと押し出したい形で構成されていたスケッチだが、位置拘束を使うと作った本人にしかわからない線が増えている…
弊社先輩方のブログを見ているとスケッチだけにするとすごく図面らしく見えるのに自分はよくわからないものになっていたり突っ込みどころが多いですが、大会に間に合わせるための突貫工事ということで許してください(汗)
モデリングは今後もいろいろ機会がありそうなのでちゃんと時間をかけてfusionともお友達になっていこうと思います。今回はあくまでも、出力したいパーツ(モーターマウントやシャシーなど)とサイズが明確なギアなどの各部品が干渉することなく装着できるかを確認できる程度のクオリティにとどめておきます。一か月あたり向き合うと何とかここまでは形にすることができました。素材を設定したりするとおおよその重量等も出たりするそうですが、そこまで考えるゆとりがありません。ごめんなさい・・・
これで一応私が実現したい条件は満たしていますのでオッケーとします。基板はピンク色の部分になりますがこれを見ていると、STLinkを外せばそのままNucleoを載せれるのではと思うような形になってしまいました。 どうせゆくゆくはボディーで隠れるからそれもありか…なんて思ってみたりします(笑)
次回
本当はもう少し時間をかけてfusionも使えるようになりたかったですが、なんとか形にできたレベルになってしまったのは少し心残りです。数をこなして慣れていくしかないですね。
何はともあれこんなマウスが出来上がるんだがというのが前回と今回でお伝え出来ただけ良しとします。これをもとにタイヤ、ギヤ等の必要部材が発注できたのでその到着を待ちつつ基板の製作に移りたいと思います。
ここは既製品のモジュールをうまく組み合わせる形で基板を作っていかないといけないことなど、考えないといけないことが多すぎますが、Kicadも使えるようにならないといけない重要ツールなので注文部材が届き次第少しずつ触りつつちょっと時間かけて回路、基板と向き合いたいと思います。
作業自体が突貫工事なので、ブログの内容も薄い気がするけど大丈夫かな…
それではっ
YUUKI