こんにちは、しゅうです。
前回の記事で、モータドライバのシンボルを作成しました。
しかし、シンボルのピン設定に間違いがあるそうなので、今回はその修正作業を行います。
間違えた箇所
下記画像の丸で囲っている部分が修正が必要な部分となります。3つとも電源に関係するピンです。
どうやらピンの属性を間違えているそうです。ただの入出力ではない、ということです。
KiCADには回路図中に繋がっていない箇所などを検出するエラーチェック機能が備わっています。しかし、今回のようなシンボルのピン設定は、間違いではあるがエラーチェック機能がスルーしてしまうものなので注意が必要です。
修正
それでは修正作業に入ります。前回の記事と同様、下記画像のアイコンをクリックしてシンボルライブラリを開きましょう。
そしてDRV8835を表示しましょう。
まず初めに、VMピンの編集をします。ピンを右クリックして、編集を選択しましょう。
表示された画面の、電気属性を変更します。今はInputとなっているところです。それを、Power inputに変更します。下記画像は、電気属性の一覧を表示させている状態です。
残りのVCCならびにGNDも両方ともPower inputに変更しましょう。完了すると、以下の画像のようになります。
まとめ
以上、修正作業のご紹介をしました。間違っていても、このように1つずつ修正作業を行えるので、ガンガン作業してもちゃんと軌道修正することは可能です。
それでは次回は、マウスの心臓部とも言える、電源周りの回路設計をしていきます!