こんにちわ、岩本です。
本日も前回に引き続き、PCBレイアウトエディタの基本操作の備忘録を載せていきます。
基板枠設定
部品がロード出来たらまず基板枠を先に決めます。(決まってない場合は後でもいいです。)
基板枠はレイヤをEdge.Cutsに変更して書きます。
これは、基板を発注するときにガーバーデータを出力するのですが、レイヤが分かれていないと線の区別がつかないため、製造できないためです。
サイズを細かく決めたいときは、グリッドを自分が指定したい幅に合わせて右下の座標を見ながらサイズを決めます。
なお、座標は測定したい位置にカーソルを合わせてスペースキーを押すとその位置からの距離を測ることができます。
配線
枠を決めたら、枠内に収まり、配線しやすいように部品を移動させます。
回路図の時と同様に部品を選択して右クリックすれば、回転や移動ができます。
配置が終わったら、配線を行います。
配線はレイヤをF.Cuに変更して、配線します。もし裏面を使う場合はB.Cuに配線を行います。
そして、配線チェックして問題が表示されなかったら配線完了です。
最後に3Dビューアーで3D形状を確認して問題なければ、発注の流れになります。