ブログ(移行中)マイクロマウス研修~お掃除マウス編~(岩本)

マイクロマウス研修 ~お掃除マウス編~ Part10 フォトトランジスタ使ってみる。

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こんにちは。岩本です。今週もマウスやっていきます。
今回はやっとフォトトランジスタが届いたので使ってみたいと思います。
前回の回路にフォトトランジスタそのままつけて、実験しようと思っていたのですが、ESP32には仕様上測定が出来ない電圧の範囲があるようです。
そのため、今回は回路を少し変更して、測定できる範囲を調整したいと思います。

使用部品

フォトインタラプタ【LBR-127HLD】
・抵抗(1k、10k、100k)

測定レンジについて

ESP32はチャンネルによって測定できるレンジが決まっています。
今回は11dbを選択しているため、150〜2450mVまでの測定範囲となります。(公式サイトリンク

At 11 dB attenuation the maximum voltage is limited by VDD_A, not the full scale voltage.
0 dB attenuation (ADC_ATTEN_DB_0) between 100 and 950 mV
2.5 dB attenuation (ADC_ATTEN_DB_2_5) between 100 and 1250 mV
6 dB attenuation (ADC_ATTEN_DB_6) between 150 to 1750 mV
11 dB attenuation (ADC_ATTEN_DB_11) between 150 to 2450 mV

変更内容

今回の変更内容は、フォトトランジスタの隣に並列に抵抗を追加しました。
前回の回路をそのまま使うと、受光量が小さい時フォトトランジスタへ電流が余り流れ無くなり、電圧が150mV以下になる場合があります。
折角フォトトランジスタが測定できていてもESP32が測定できないことがあるのです。
そのため、今回の変更で並列に抵抗を追加し下駄をはかせることで、フォトトランジスタの受光量が小さい時でも、電圧が150mV以下にならないようにしています。
前回の回路と今回の回路

結線は下記の様にしました。
結線の変更前と変更後

結果

今回の実験では、変更前は40㎜程度先しか見えてなかったですが、変更後は80㎜程度は見ることが出来るようになりました。

以上本日はここまで。

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