ショウのマイクロマウス研修

ショウのマイクロマウス制作-Part3

ショウのマイクロマウス研修

こんにちは、ショウです。前回はマイコンの選定を行いました。今回はNucleoを使うために開発環境を構築していきます。

WindowsでのSTM32の開発環境構築は先輩がまとめてくださっていたのでそちらを参考にしながら環境を構築します。

マイクロマウス研修(しおたに)その19[Cube IDEの導入]

OSはWindows 10 Home 64bitを使用しています。

使用するマイコンボードは前回の最後に貼った写真のNUCLEO-G474REです。

今回はSTM32CubeIDEという、STMicroelectronics社が用意している統合開発環境を使用します。(統合開発環境とは、開発時に使用する複数のソフトを一つにまとめて使用できるようにしたもの)

まず、公式サイトからインストーラをダウンロードします。ダウンロードの際にアカウント登録またはメールアドレスと名前が要求されるのでどちらかの操作をしてダウンロードします。今回はWindows用のSTM32CubeIDE-Winをダウンロードします。

ダウンロードされたzipファイルを解凍し、インストーラを起動します。

インストーラを起動するとインストール先や利用規約などが出てくるので確認をしてNextなどを押して行きます。

インストールが完了すると以下の画面になるのでFinishを押して完了です。

インストールが完了したら早速CubeIDEを起動します。

CubeIDEを起動するとプロジェクトの保存場所を聞かれます。自分の保存したいフォルダをBrowse…で選択したらLaunchをクリックします。(今回はデフォルトのworkspace_1.3.0にしています。)

Launchをクリックすると、STM32CubeIDE Homeという画面が出てきます。ここでは、新規プロジェクトを作成するか元々作成されているプロジェクトを使うか選択ができます。今回は新規プロジェクトを作成するので一番左のStart new STM32 projectをクリックします。

次はマイコンの種類を選ぶ画面が出てきます。今回はNucleoを使用するためNucleo用の初期設定が済んでいるプロジェクトを作成することができます。使用するNucleo Boardを選択するためには上のタブからBoard Selectorをクリックします。

Board Selectorをクリックすると以下のような画面になります。左にある検索窓に今回使用するNUCLEO-G474REを入力します。

入力するとこのように対応するNucleo Boardが出てくるので選択し、Nextをクリックします。

プロジェクト名の入力画面が出てくるのでプロジェクト名を設定してFinishをクリックします。

Finishを押した後2つ程確認の画面が出てくると思います。気にせずYesを押すとプロジェクト作成が始まります。

以下のマイコンの画面が出てきたらプロジェクトの作成は完了になります。

 

今回は開発環境の設定ができたのでここまでにしたいと思います。

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