こんにちは。koraです。
今回は、前回届いたプリント基板にはんだ付けをします。
マイクロマウスは基板が小さいのでほとんどの部品が表面実装部品です。これをリフロー(基板にクリームはんだを塗って部品を載せた後、全体を熱してはんだ付けする方法)で実装します。
リフロー実践
それではさっそくやってみましょう。まず次のものを用意します。
ステンシルとは、はんだを載せるところに穴が開いた型板です。Elecrowでプリント基板と一緒に発注しました。
ステンシルを無水エタノールとキムワイプで綺麗に拭きます。これを基板と一緒にネオジム磁石で台に固定します。
そしてクリームはんだを塗布します。小さなヘラで上からできるだけ一様に塗っていきます。
塗り終わったらピンセットで一つ一つ電子部品を載せます。足の多い部品ほど難易度が高いので先にやると比較的楽と聞いたので、ここではマイコンから先に置いています。
リフロー炉として一般的なホットプレートを使います。(※はんだは健康に良いものではないので、リフローに使ったホットプレートは食用には使わないようにしましょう。)
ほとんど初めてのリフローなので、1、2個失敗するだろうと見越して3個作ります。
はんだ付けができたものがこちらです。よく見るとマイコンがずれていたり、はんだブリッジしていたり、セラコンがチップ立ちしていたりと残念な出来です。
この後、はんだごてを当てて修正し、なんとか使いものになる基板が1個だけできました。(あらかじめ3つ作っておいて良かった…。)
次回
できた基板にプログラムを書き込んで、LEDを点滅させてみたいと思います。