Pi:Co Classic3 製作記(移行中)

マイクロマウス研修:マイコンってどんなもの?

Pi:Co Classic3 製作記(移行中)

研修リレーブログ、アンカーの人吉です。本業は事務方です。

今日の講義内容はマイコンの仕組みと働きでした。

Pi:Coにはマイコンが搭載されています。このマイコンで制御をするわけですが、そこにはCPUという司令塔がいます。

この司令塔CPUさんには64人の部下がいます。そこそこの企業の部長位います。結構いますね。CPU部長としましょうか。

この部下は一人ひとり仕事が与えられています。例えば、部下1号はLEDを点ける係です。

スイッチの前にずーっと座っていて、CPU部長が「1号、点けて」といったらスイッチをON。「消して」って言われたらスイッチをOFF。単純作業ですね。命令はいつ来るかわからないので結構緊張します。でも1号君は正確に愚直にスイッチのONOFFを操作してくれます。

他の63人もそれぞれ、自分の担当の仕事を持っています。ですが、この部下達の仕事はそれぞれの役目を「する」と「しない」の2通りだけです。CPU部長の指示待ちです。

CPU部長は、この指示待ち64人の部下と仕事をしなければなりません。実際に指示を伝えるのは周辺回路メモリという部長補佐の役目です。いちいち64人分の指示を考えて出すのは大変ですよね。そこでCPU部長は、ROM資料室においてあるプログラムを見ながら指示を出しています。

後は簡単です。それぞれのに部下それぞれのタイミングで「する」「しない」という命令をプログラムに従って出し続けるのがCPU部長の役目です。

CPU部長、計算が早くて指示出しはスピーディかつ的確なのですが、プログラムに従って指示出してるだけなのです。何かを考えてくれるわけではありません。

では何がPi:coを動かしているのでしょう?ROM資料室にあるプログラムが全ての源です。効率よく正確に書かれていないと、上手くいかないわけです。今は、サンプルプログラムしか置いてありませんが、いずれは私やあなたの作ったプログラムが置かれるようになるのです。きっと。

前回のブログは、この部下の役割分担表のお話でした。

 

かぼちゃの隣の四角い黒いのがマイコンです。

#Pi:Coとハロウィンデートなうに使っていいよ

 

 

 

 

Pi:Coに搭載されているマイコンには64のピンがあり、その制御はCPUから周辺回路メモリを通じて行われている。CPUから出される指示は「0」「1」のみである。どのピンにどの指示を出すかをプログラムで指定することができる。プログラムはマイコン上のROMに格納されている。今はサンプルプログラムをビルドしただけですが頑張ってこれからプログラムの勉強をしましょう、というお話でした。

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