こんにちは
まえけんです。
前回に引き続き基板レビューです!
今回は主にセンサやハードウェアに関していただいたアドバイスを書いていきます。
・光センサはセンサカバー(ホルダー)があると実装と調整が楽
現在使っている光センサはLEDとフォトトランジスタを組み合わせた反射型の光センサです。
私のマウスは光センサ用LEDをセンサ基板に垂直に立てるようにしているのですが、
手で付けるとセンサの向きにばらつきが出てしまいます。
それを解消するためにもセンサホルダーは非常に重要だなと思いました。
また、センサカバーがあることで、発光側の光が受光側に漏れてしまうことを防げたり
外乱にある程度強くなると伺いました。
・光センサの前方に障害物がない場合、出力が0Vとなっているのが好ましい
光センサの前方に障害物が無いときに出力が0Vであれば、
何らかの出力がセンサから出た場合、障害物による出力だといえます。
なので、数値的に扱いやすくなると聞きました。
反対に障害物が無いときに定常的に微量の出力がある場合、
センサの出力から、その微量の数値を引くことで障害物による
センサの出力を得られます。
毎回微量の出力を引く(差分フィルタを導入する)のが面倒なので、
センサの値は0のほうが良い、というアドバイスでした。
・LEDやスイッチなどのUIは使いやすさを意識すると良い
私のマウスはスライドスイッチが基板内部にあり、
しかも、ピニオンギアと非常に近く 操作がしにくい状態です。
そういう場合は、基板に切り欠きなどを付けることで使いやすくなると教えてもらいました。
・エンコーダのサブ基板はモータマウントに取り付けると、ベースの基板との垂直が出しやすい
エンコーダのサブ基板はセンサ基板と同様に垂直を出すための目印が無い状態です。
最終的にモータマウンタと水平にしたいのであれば、
モータマウンタと取り付けてしまえばよい、と教えてもらいました。
前後編合わせてアドバイスをいただいたポイントのまとめです。
アートワーク関連
・電源は基板外周を使って引く
・機能ごとにパーツをまとめる(シンメトリを諦める)
・配線長をコストとして考え、低コストで配線が可能なピンアサインや部品配置を心掛ける
・信号線を配線する場所をイメージし部品を配置する
ハードウェア関連
・光センサはセンサカバー(ホルダー)があると実装と調整が楽
・LEDやスイッチなどのUIは使いやすさを意識すると良い
・エンコーダのサブ基板はモータマウントに取り付けると、ベースの基板との垂直が出しやすい
センサ関連
・光センサの前方に障害物がない場合、出力が0Vとなっているのが好ましい
次回の試作の時には出来るだけ反映出来るよう頑張ります!