NABEのロボトレース研修キット製作研修

NABEのロボトレース研修【Part.3】組み立て編

NABEのロボトレース研修

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前回(Part.2)

こんにちは、NABEです。
部品の向きを間違える、はんだ付けでカッターマットを溶かすetc…
初心者あるあると言われる間違いをほぼ踏みながらここまで来ています。
見事なまでの初心者感が出ているのでブログ的にはおいしいと思うことにしました。

今回はモータ電池ボックスなどの残りの部品をはんだ付けし、組み立てを行います。

残りのはんだ付け

はんだ付け作業の前に被覆を剥いておいたケーブルをはんだ付けします。
(やっと会えたね…)

ケーブルのはんだ付け

基板にカラー名が書いてあるので分かりやすいです。
マスキングテープを使って1本ずつ慎重に付けました。

次に電池ボックスのリード線、
最後に三端子レギュレータをはんだ付けします。

部品の役割はマニュアルパート0で調べられる

三端子レギュレータ

こちらの三端子レギュレータ。
不思議な形状をしていて、どんな部品なのかがふと気になったので調べてみることにしました。
トレーニングトレーサーには「マニュアルパート0 基礎知識編」があり、
そこで部品ごとの機能が詳しく解説されているのでとても勉強になります。

三端子レギュレータでマニュアル内を検索してみると…

電気製品の電源部に使用される半導体を含む電子部品です。名前の通り3本の端子を備えて、定電圧回路をワンチップで構成できます。入力端子(IN)、出力端子(OUT)、グラウンド(GND)の三端子から構成されています。入力される電圧と出力したい電圧の差が、三端子レギュレータ内で熱として消費されることで電圧の安定化を行っています。

とのことでした。
三端子にそれぞれ役割があるので「向きを間違えないように!」という注意書きにも納得です。
他の部品も、役割を調べながら作業するとその場所に付ける意味が分かって面白いかもしれません。

最後のはんだ付け!

さて調べてスッキリしたので作業に戻ります。
背が高い部品なので、基板を台などの上に置いてちょうどいい高さを作りながら慎重にはんだ付けしました。

背が高い部品なので、はんだ付けしたあとは少し倒すと収納時邪魔にならないというアドバイスがあったので倒してみましたが、足を曲げる瞬間はとてもドキドキしますね…折れそうで…

これにてはんだ付け作業は終了です。
山場をひとつ超えた気分です。

組み立て

いよいよ組み立てをします。
(よくよく見ると電池ボックスの貼り付け向きが左右逆になっています…
両面テープが剥がしても粘着性を失わないタイプだったので、そっとはがして直しました。)

組み立て

組み立て手順は少ないため、さくっと終わります。
ネジで固定する箇所も少なく、手間取らずにできました。
モータ&モータマウント、スライダー、ホイール&タイヤをつけて完成!

モータ&モータマウント、スライダー、ホイール&タイヤをつけて完成!

※ケーブルの処理について
電池ボックスのケーブルはそのままだとタイヤに触れたり、床に触れてしまうので、
ケーブルに癖をつけてうまく収めました。
あとで教えてもらったのですが、こんな時はあらかじめケーブルをねじねじしておくとまとまりやすいようです。経験者の成せる技…!

ケーブルがこのようになっていると床についてしまう

ケーブルがこのようになっていると床についてしまう

無事ケーブルもまとまったところで、電池を入れてドキドキしながらスイッチをONにしたところ…
ランプが点いた!ヤッター!!

自分ではんだ付けから始めて組み立てた初のロボットはなんとも愛着が沸きます。
途中で色々失敗もありましたが、ここまで来れて一安心です。
早く自分の作ったロボットを走らせたい!

次回は開発環境の構築を行います。
ここからが初心者にとって更なる頑張りどころです…

Part.4へつづく

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