書籍「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編」を読む
書籍「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編」を読みながらFusion 360の基本操作を学習しました。 Fusion 360 マスターズガイド 改訂第2版 ペン立てやマグカップなど、身近なものを作りながら3D CADの基礎を学べます。操作手順が丁寧に書かれているので一度さらえば基本操作はマスターできますし、あとからリファレンス的な使い方もできました。 今回フォームモデリング(旧:スカルプトモデリング)は使わないので「Chapter1 基本操作を覚えよう」から「Chapter6 ロボットの組立と図面をつくろう」まで読めば十分です。操作しながら3日程度で学習できます。 ちなみに私が読んだのは第1版ですが、昨年Fusion 360のGUIに大幅なアップデートがあったため、操作方法などは一部読み替えが必要でした。今はアップデートに追従した第2版が発売中なのでそちらの購入をおすすめします。Fusion 360 公式 Youtubeチャンネルを見る
Fusion 360は公式のYoutubeチャンネルがあり、操作の基本やモデリングのコツなどを動画で配信しています。 Fusion 360 Japan – YouTube このチャンネル、かなりボリュームがあります(「スケッチ」の項目だけでも29本の動画がある)。全部通して見るとそれだけで相当時間がかかってしまいますし、前述の書籍と被る内容も多いです。 私は研修時間中にBGM代わりに動画を流しておき、気になるワードが耳に入ったら動画を見て勉強する、くらいのライトな使い方をしています。 最近も定期的にライブでWebセミナーを実施しているので、チャンネル登録しておくとよいです。 余談ですが、公式動画を見ていて、Fusion 360の読み方が「フュージョンスリーシックスティー」であることを初めて知りました。ずっと「フュージョンサンロクマル」と呼んでいるので違和感がすごい。 公式が実施したアンケートでも「サンロクマル」派が圧倒的でしたね。教えてください第二弾! 皆さんはFusion 360を口に出して言う時、フュージョン
— Fusion 360 Japan (@Fusion360Japan) May 18, 2020
ひたすら実践する
アールティに在籍している元ロボコンのメカ班の方達に「どうやったら上達しますか?」と聞いたところ「習うより慣れろ」とのことでした。なのでマイクロマウス以外にも色々作って練習しました。 ブログには掲載できませんが業務で簡単なモデリングの仕事をやらせてもらったり、業務外でも自分で作りたいものを色々モデリングして印刷したりしてみました。在宅体制で3Dプリンタを会社から借りられたので使わない手はありません。 外装の製作中も、並行して「子供のスケッチから即席でおもちゃをモデリングする」という課題を設定して実施しました。息子氏に「ぼくが絵を描くからトミカ作って!」と無茶振りされても、3時間くらいでそれっぽいものをひねり出す能力を得た pic.twitter.com/cXA2Be07uO
— ししかわ (@meganetaaan) April 10, 2020
最初はデザインがぐちゃぐちゃで、後から1箇所修正すると全体が崩れるような感じでしたが、何点か製作するうちに徐々にコツが掴めてきました。「習うより慣れろ」は本当ですね。 以上、Fusion 360の学習方法について紹介しました。とにかく「最初の一発目からきれいなモデリングをするのは無理」「数をこなしてコツを掴もう」ということに尽きると思います。息子に「ロボット作って!」って言われて、なんか設計図?をもらったので、 作ってみた。 pic.twitter.com/3LBAXUnyB5
— ししかわ (@meganetaaan) April 27, 2020