2足歩行ロボット研修(inukai編)二足歩行ロボット研修

2足歩行ロボット研修(inukai編)[4]~fusion 360でシートメタル機能を使う~

2足歩行ロボット研修(inukai編)

こんにちは!
inukaiです。

前回の記事でサーボモータの配置を決めたため、現在はサーボモータ同士を繋ぐフレームの設計を行っております。
フレーム設計をする際、曲げ加工部品が必要だったため”シートメタル”機能を使用しました。
今回はfusion 360のシートメタル機能の紹介を行いたいと思います。

シートメタル機能の使い方

  1. 適当なベースとなるスケッチを書いて、図のように左上のメニューから”シートメタル”を選択します。
  2. 次に、図のように”修正”→”シートメタル規則”を選択します。
  3. シートメタルの規則の中で、今回は加工する板の”厚み”と”曲げ半径”を設定しました。
    厚みは使用する板の厚さ、曲げ半径は使用する板厚やベンダーに合わせて設定してください。
  4. シートメタル規則の設定が終わると、1.のスケッチに対して設定した板厚の板が生成されます。
  5. 次に、曲げる部分であるフランジを作成します。”作成”→”フランジ”を選択します。
  6. 上記5.の状態でエッジを選択するとフランジが生成できます。このように曲げ部品を設計していくことが可能です。

そして、実際にはこんなフレームを設計しました!

前回配置したサーボモータ同士をフレームで固定するとこんな感じです。

というわけで引き続き、フレームを設計していきます!
ではまた次回!

 

P.S.ちなみに、社内で使用しているベンダーはこちらになります。
設計時には赤いベンダーでは曲げ半径0.5 mm、板厚~1.5mm、下の写真のものでは曲げ半径1.0 mm、板厚~3.0 mmとして設計しています。
実際には製作していく中で、板厚などに合わせて細かい曲げ半径の調整が必要ではありますが、ひとまず上記の値で大まかに設計をしています。

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