こんにちは!
inukaiです。
前回でいったん設計に区切りをつけまして、製作を開始いたしました!
やっぱりロボットは一度試作を作ってみないことにはイメージがわかないですよね。
フレーム一式を3Dプリンタでどんどん印刷していきます。
弊社おなじみのAfinia H800+です。CRANE-X7の外装の印刷にも使用されています。
フレームのデータ(これは左足のフレーム)を読み込んで、詰めて配置しています。どうしてもベースの隅などではゆがみが発生してしまうことがあるので、真ん中あたりに集中して配置すると印刷が失敗しにくいです。
(詰めて配置した際のポイントとしては、部品を全部選択してup3ファイルに保存しなおしてから読み込みます。これを行わないとサポート材が重なって配置されて印刷失敗します。)
下記の設定で印刷していきます。
フレームは丈夫にしたいので、材料はPLA、印刷密度99%にしています。
印刷が終わったところで、サポート材はがしを行っていきます。
用意するのは、防護眼鏡、防護手袋、プラスチック用ニッパー、彫刻刀です。
しっかり防護したうえで、大まかにプラスチック用ニッパーでサポート材をはがして、細かい隙間のバリは彫刻刀を使用します。
下の写真がとりあえず部品ごとに分離した写真です。ここからきれいにバリをとっていきます。
あとの写真は撮り忘れてしまいましたが、こんな感じで全身のフレームを用意していきます。
ということで、次回で組立を行います!
ロボットを作るうえではこういった地味な作業も醍醐味ということで、印刷とバリ取りでした。
ではまた次回!