Foodly 人型協働ロボットFoodly 人手不足の救世主!食品工場で人の隣に並んで盛り付け作業ができる人型協働ロボット 人型協働ロボットFoodly(フードリー) Foodly は小柄な成人サイズの双腕人型ロボットです。アールティが自社開発、自社生産しています。 ディープラーニングを活用した AI Vision Systemにより、ばら積みされた食材をひとつひとつ認識してピッキングし、弁当箱・トレイへ盛り付けするまでの作業を1台で完結させます。 人と同じベルトコンベアラインで隣り合って安全に作業が可能です。 食品製造工程の中でも特に盛り付け工程は、対象物体の認識や作業の複雑さから自動化が非常に難しいと言われ、現状は人手に頼ることが多く、早急な効率化が求められている領域です。 Foodly の実用化によってその領域がサポートされ、生産性向上の一助になる可能性が拓けます。 また、人手をロボットに置き換えることで、生物由来の髪の毛やまつ毛などの異物混入や、人を介してのウイルス・微生物の持ち込みを抑え、衛生管理の向上に繋げることができます。 今注目されているソーシャルディスタンシングや、COVID-19の感染拡大防止にも貢献できます。 人型協働ロボットFoodlyの特長 - AI Vision System - 容器や食材を見分けるAIロボットビジョン照明条件の変化にも対応 ※事前に食材や容器の学習は必要となります。 -AI aided Safety Motion- 人と接触しても安心なやわらかい制御挟みこみ防止の構造 - Compact and Clean Body - ネジの無いコンパクトなボディ異物混入対策済 - Sanitary Hand - 食材に合わせて優しくつかむハンド交換可能で衛生的 - Teachless Robot - AI がロボット動作を自動で計画ティーチングレスわかりやすい操作パネル - Flexible Layout - コンパクトで移動らくらくキャスター付きAC100V/バッテリーに対応 業界初!ばら積みの不定形物取り出し機能 番重(食品コンテナ)にばらばらで積まれた食材が小さな個体の集合体であることを認識し、そのひとつを取り出して容器に盛り付けます。 から揚げのようにひとつひとつの形が異なる不揃いの個体でも認識が可能です。 この機能は食品業界では初となる技術※ で、Google社のフレームワークTensorFlowを活用したディープラーニング(深層学習)により実現しています(特許出願中)。 ※食品業界における、不定形物のばら積み取り出し機能として(当社調べ) AIがフルサポート ティーチングレスを実現! 食材や容器の認識、ピッキング動作をAIがフルサポートします。 現場での操作はモニタを使って食材や容器、盛り付け位置を選択し、スタートボタンを押すだけ。 ロボット用の照明条件の設定やティーチングも必要ありません。 ※事前に食材・容器の学習をアールティが行います。 <容器変更機能をアップデート!> 事前の容器登録なしで臨機応変にご利用いただけるようになりました。 メニュー変更などで急な容器形状、盛り付け位置の変更があっても、Foodlyの操作パネルで容器のサイズ、盛り付け位置を入力するだけで対応することが可能です。 様々なトング形状に交換可能 食材の形状やサイズ、硬さや滑りやすさに応じたトングを多数ラインアップしています。 誰でもかんたんに装着、交換ができるので、食材替えやライン替えにすぐ対応できます。 外したあとは丸洗いできるので衛生的です。 盛り付けたい食材によって、専用トングの開発も承ります。 安全に、安⼼して協働できる 人と隣同士で作業することを前提に開発しています。 身長約150cm、肩幅約40cmと、小柄な成人サイズを参考に設計し、弁当盛り付けラインに人と隣り合わせで並んでも圧迫感のないコンパクトなデザインを採用しました。 また、一緒に働く人に恐怖や危険を与えないよう人の動きに合わせた適度な作業速度を有しています。人とぶつかっても衝撃を少なくするため、各モーター部にトルクと位置のハイブリッド制御を取り入れています。 さらに頭部には状態が一目でわかる表示灯を装備し、腕部の可動域には人の指や手が挟まりにくい設計を施すなど、人に優しい対策を数多く取り入れています。 簡単に配置&移動可能な設計 昨今、顧客のニーズに合わせて多品種少量⽣産による多彩なメニューの弁当が作られています。 弁当⼯場では同じラインで1時間に何種類も作ることがあり、その度におかずの種類や盛り付ける順番、盛り付け位置などを変える必要があります。 このような現場の実情を踏まえ、ロボットを簡単に移動させることが出来るよう下部にキャスターを採用しています。 また、動力はAC100V電源に加え、8時間以上の長時間作業が可能な充電式のバッテリーを装備しています。そのため、⼤掛かりな設置環境整備や電源工事は不要です。 工場の稼働の大幅停止や大規模な予算組みをせずとも、出来るところから人手不足対応、衛生対策を進めていくことができます。 Foodly2022パンフレット こちら、もしくは画像をクリックするとPDFが開きます。 ご送付も承っております。お問い合わせください。 私たちと一緒に、人とロボットがともに働く未来の食品工場を創りませんか? 標準構成モデル 1台に複数の食材・容器を登録できるため、様々なラインに対応可能。 ピッキング可能な食材は主に丸みのある固形物で、から揚げ、ミニトマト、肉団子、ちくわ天、チキンナゲット、ハンバーグ、シューマイ、ミニウィンナー、がんもどき、里芋、小茄子、乱切り人参、高野豆腐、いなり寿司、ロールキャベツなどの多くのメニューの盛り付け作業をカバーします。 盛付速度 約800食/時間に対応。※食材によって変動 食材テストや導入試験、お客様の条件に合わせたカスタマイズも承ります。 詳しくはページ下部の専用フォームよりお問い合わせください。 研究開発用モデル Foodly TypeR Foodlyのフォルム、メカ機能、食品に直接触れられる食品衛生法適合品のハンドシステムをそのままに、開発に適したPCでの基本的なソフトウェアの開発を可能にしたモデルです。 ロボット開発用オープンソースミドルウェア「ROS(Robot Operating System)」での開発に対応しており、動作作成にはROSを採用し、ビジョンシステムにはアールティが独自に開発している不定形物のAI認識技術NEKONOTE Visionを採用しています。 ROSによる用途開発用モデルとして、十分な機能を備えています※。 ※人型協働ロボットFoodly 標準構成モデルと同様の制御モジュール等のソフトウェアは提供していないため、同じ動作はできません。 Foodly TypeRは、大学等の研究機関のほか、用途開発を行いたいロボットSIerの開発用ロボットとしての利用を想定しています。 アールティはロボット開発において最新の技術と豊富な経験を持っています。 お客様の開発パートナーとして伴走型のAIビジョン関連、動作作成サービス、共同開発も承ります。 詳しくはページ下記のフォームよりお問い合わせください。 導入・コラボ事例 2023年2月現在、全国各地の様々な弁当惣菜メーカー、食品メーカーで導入が増えています。業務提携や、国家プロジェクトにも積極的に参画して食品工場の課題解決に取り組んでおります。 メーカーの既存装置と連携するコラボ製品の開発も行っています。 詳しくは以下のページをご覧ください。 Foodly導入事例 Foodlyコラボ事例 よくある質問 Q:Foodlyはどこの国の、どのメーカーのものですか? A:ロボットもソフトも国産です。すべてアールティで自社設計、自社開発、自社生産をしております。自社開発ですのでFoodlyのカスタマイズはもちろんのこと、Foodlyの技術を活用したソリューションも提供可能です。 Q:標準構成モデルとは? A:から揚げ、ミニトマトなど、アールティが事前に選出した食材を盛付するモデルです。トングの形状などが決まっています。それ以外の食材を掴む場合は、トング開発費などのカスタマイズ料金を別途頂戴しております。 Q:なぜ人型なのですか? A:人が隣で安心して働けるよう、親しみやすく違和感のない人型でデザインしました。カメラの位置や制御などの技術面でも理に適うデザインとなっています。 Q:自分の工場にすぐ導入できますか? A:工場見学や食材の確認などをさせていただき、お客様の持つライン上で運用可能かお調べします。導入試験も承っておりますのでお問い合わせください。 お問い合わせ 必要事項をご記入の上、ご送信ください。 お名前 * お名前(フリガナ) * 会社名・組織名 * メールアドレス * 電話番号 * ご入力頂いたメールアドレスに最新の情報をお送りしてもよろしいですか?* はいいいえ お問い合わせ内容にチェックを入れてください(複数選択可)* 価格について仕様・性能についてデモ機見学・出張デモについて無料お試しレンタルについて研究開発用モデルTypeRについてFoodly以外のロボットについてメディア取材関連 通信欄(お問い合わせの詳細をご記入ください)* *つきの項目は入力必須です。