謹賀新年
株式会社アールティのサービスをご愛用の皆様、また、アールティを応援してくださる皆様、新年明けましておめでとうございます。
大切なお客様である皆様に日頃アールティをご愛用いただき、また、日ごろより、アールティの業務にご関心をお持ち頂き、心より御礼申し上げます。
アールティは、企業ミッションである「ロボットのいるくらしを実現する」ために、技術開発部では革新的なサービスロボットのイノベーションを追求することで、お客様に新しいシステムを提供していくとともに、アールティロボットショップを通じてサービスロボットを作りたいお客様の夢を現実に変えていくお手伝いをしています。
しかしながら、サービスロボットはまだまだ研究開発途上の技術です。
アールティが扱う人間のそばで活躍するサービスロボットは、ほとんどの場合、人間と触れ合うことが前提となります。
そのためには安心して隣にいられる技術やシステムが不可欠です。
しかしながら、まだまだそういった基本的なサービスを実現するシステムはおろかデバイス類すら少ないのが現実です。
そのため、アールティでは、3つのことが必要だと考えています。
一つは、自分たちが必要だと思う技術やサービスを開発し続けて提案していくこと
一つは、お客様と一緒になって開発していくこと
一つは、イノベーティブなロボットエンジニアの育成
私たちアールティは、ご存知のとおり、社員6人の小さな会社ですので、できることは限られていますが、今年も地道に以下のことをがんばりたいと思っています。
具体的には、技術開発部では、身長120cmを実現する人型ロボットRIC90(ネコ店長等)その他で積み重ねた経験と実績から、サービスロボットに必要な基礎となるハードウェア技術についてイノベーションと想像力を発揮し、2013年は、自然な動きを実現するためのモータユニットとそのコントローラであるLife Motion Systemを開発しました。
その結果、国際ロボット展や学会で高い評価をいただき、今年6月ごろの発売に向けて、予約を公表した昨年12月末の最初の1週間で初回ロット分1/4のご予約を頂くという好調な滑り出しとなりました。まずは、発売に向けて、品質管理や供給のベースを整えることを目指し、”No Pysical contact, No Service Robot(安心して触れないロボットはサービスロボットじゃない)”をスローガンに開発を続けます。
また、アールティロボットショップではサービスロボットの研究者、開発者の視点から厳選したユニークなロボット製品、デバイス類を通じてコンテンツ、サービスを幅広く提供しております。
アールティロボットショップで購入していただいたお客様にはメーカーや研究室の先生以外にも使い方などのご相談にのれるアドバイザー、サポーター的な存在を目指します。
アールティは、毎年マイクロマウス全国大会スポンサーや、小額ながらもRoboCupの世界大会出場チームの遠征資金の支援などを通じて、世界に通用するロボットエンジニアの育成のお手伝いをしています。今年も地道にこれらの支援活動は続けます。
本年も、皆様のあたたかいご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
最後になりますが、本年も皆様にとって充実したロボットライフが実り多いものでありますよう、心よりお祈り申し上げます。
2014年1月1日
株式会社アールティ
代表取締役 中川友紀子
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