沿革
History

当社の沿革を新しい順にご紹介します。
2019年
12月 国際ロボット展(IREX2019)
ロボットのいる未来のくらしのコンセプト展示「NEKONOTEダイニング」を展示。
名もない家事として食卓からのお皿、カトラリーの回収を双腕ロボットCoTaRoが自動でやるストーリーを展開。

NEKONOTEダイニング(2019年)
7月 FOOMA2019
弁当工場の盛り付けラインで人と一緒に弁当のおかずを盛り付けることができる、人型協働ロボットのプロトタイプを公開。
不定形な食材を識別する食品業界初のサービスロボットとして、実用化に向けた実験を開始。関東キー局全局で取材があり、全国に大きく報道された。

FOOMA2019
2018年
10月 食品工場向けロボット開発を発表
弁当工場人型ピッキングロボットとして、10月1日にプレスリリース、とれたま(WBS)で大きく報道された。

弁当工場人型ピッキングロボット
CRANE-X7とSciurus17発売
ロボットアプリケーション作成を支援するオープンソースソフトウェア「ROS(Robot Operating System)」に対応した研究開発向けロボットを開発。
CRANE+V2の上位機種であり、ROSに標準対応した研究・開発用アーム型ロボットCRANE-X7(クラインエックスセブン)を発売。
17軸構成の頭部に3次元距離カメラを搭載し、位置・速度・電流(トルク)制御が選択可能な上半身人型ロボット「Sciurus17(シューラスセブンティーン)」を発売。
![]() CRANE-X7(標準カラー) |
![]() Sciurus17 |
2月 チリ大統領にマイクロマウスを解説
チリ大統領(当時:バチェレ大統領)来日の際、帝国ホテルにてロボットについて説明。

右から二人目 赤いジャケットがバチェレ大統領
2017年
11月 国際ロボット展(IREX2017)
通常展示として、教育用ロボットを勢ぞろいさせて展示
7月 第三者割当による資金調達を発表
未来創生ファンド、みずほキャピタルを引受先として資金調達を完了
Raspberry PI Mouse発売
ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータRaspberry Pi(ラズベリーパイ)を搭載した、左右独立二輪方式の小型移動プラットフォームロボット「Raspberry Pi Mouse(ラズベリーパイマウス)」を発売。
Linuxマガジンに連載されていた記事をまとめた教科書※も出版され、人工知能の研究・学習に使用可能で比較的簡単に扱える移動式ロボットとしてベストセラーモデルとなる。
(※「Raspberry Piで始めるROSロボット入門」(上田隆一著、日経BP)は、Raspberry Pi財団の理事長Eben氏よりRaspberry Piを使ったロボット教材として推薦文を初めていただいた日本の書籍。)

Raspberry PI Mouse左の車輪型ロボット
3月 CeBIT2017のGoogleブースに出展
2016年に発表した唐揚げピッキングロボットを展示、現地メディアにも多く取り上げられ、話題になった。

CeBIT2017にて取材の様子
2016年
10月 GCP Tokyo (Googleイベント)にてディープラーニングによる唐揚げピッキングを展示

GCPTokyoでの展示
7月 Microsoftイベントで講演
女性社長ということで、ダイバーシティ部門でエンジニアで社長というポジションでのパネラーを務めた。
6月 Google TF勉強会にてディープラーニングによる唐揚げピッキングを披露
TensorFlowを用いて唐揚げをロボットアームNEKONOTEでピッキングする様子を初公開。

NEKONOTE(ねこのて、ロボットアーム)で唐揚げをつかむ様子
2015年
12月 国際ロボット展2015(IREX2015)
NEKONOTEファクトリーを展示。5G時代とIndustry4.0/Industry Internetに先駆けて、NCをはじめとするロボットをWEBで可視化、センサーにてデータ取得、人との協調作業をする未来の工場の一角を具現化し、人型ロボットネコ店長が工場見学ツアーをした。

ねこのてFactory(国際ロボット展2015)
2014年
株式会社アールティフォワード(子会社)を設立、ロボットアイルを秋葉原駅高架下に出店(2017年にクローズし、アールティに統合)。
ROSのオフィシャルロボットTurtleBot2を輸入し、販売開始。
2013年
11月 国際ロボット展にてNEKONOTEキッチンを展示
ロボットのいる未来のくらしのコンセプト展示「猫の手キッチン」を展示。トルク制御の6軸ロボットアームNEKONOTEの外装付を初公開

猫の手キッチン 国際ロボット展2013
2012年
5月 Google I/O2012に連続出展
2011年度のクラウドロボティクスに次いで、2012年度はRIC忍者マスターを展示
RIC忍者マスターは、RIC90をリアルワールドのアバターとして、人間の動作をカメラ(Kinect)で撮影し、その動きをロボットで再現してバーチャルから抜け出してリアルワールドでゲームをするという”Grasp the real from Virtual”を体現した。展示としては、当時、リアル・スティールという同様のテーマを扱かった映画が公開されたこともあり、米国現地では人気を博した。

RIC忍者マスターの実演の様子(左側の人物のポーズをロボットが再現)

RIC忍者マスター外観
2011年
12月 Galaxy X’mas HUGの展示を全面サポート
11月 国際ロボット展にてRIC Android等を展示
自社製品展示として、ロボット2台(ネコ店長とRIC Android)やロボットアーム類を展示。また、NTTデータ社のかえるちゃんを手掛け、隣接ブースで展示

NTTデータのかえるちゃん(左)とRIC-Android
5月 スマートフォン用のデジタル入出力ボード(I/Oボード)、「ADK」をGoogle公認企業として販売開始
また、Google I/O 2011にRIC ADKをクラウドロボティクスとして出展。スマートフォンのみからのADKによるコントロールで二足歩行ロボットを歩行させた。ADKボードに関しては、Google社が依頼した10数社のうち、指定の納期に間に合う開発ができたのは当時弊社を含めて2社のみで、Google I/Oの基調講演で、Google社がオフィシャルに技術力の高さとグッズ販売を認めた企業として世界に向けて紹介され、初めて社名を紹介された日本企業として話題になった。
※Google I/Oは、Google社が世界中から注目される企業やチームを選抜し、招待されてはじめて展示することができる。
![]() RT-ADK/ADSボード(左)とRIC-ADK(右) |
![]() Maker Faire 2011のGoogle Boothにて |
2010年
10~11月 Google Dev. Day(東京、プラハ(チェコ)、ミュンヘン(ドイツ))に招待展示
Android OSのみで動作できる世界初の2足歩行ロボットとしてRIC-Androidを発表。Google社に招待され、東京、プラハ(チェコ)、ミュンヘン(ドイツ)のGoogle Dev. Dayにて展示

RIC-Android(2010年)
2009年
11月 国際ロボット展2009
RIC90を2台並べてネコふんじゃったを踊るロボットを披露
9月 ネコ店長(RIC90誕生)
外装を自由に変えて様々な役柄を演じる二足歩行型エンタテインメントロボット「RIC90」誕生。触れることができる、ハグできるサービスロボットとして弊社キャラクターのネコ店長が世界中のメディアに取り上げられた。2chに初めてアールティの板がたった。現在まで1万人以上の人々を抱きしめ、その愛くるしいスタイルで現在もなお世界中の笑顔を生み出している。
身長約120㎝、重量13㎏
RIC=Robot Inside Characterより命名

RIC90(左)とネコ店長(初代きぐるみ、右)
6月 アルデバランロボティクスと代理店契約
アルデバランロボティクス(仏、現ソフトバンクロボティクス)のNAOの販売代理店(世界で1番目の代理店)となる。
2008年
6月 Pi:Coを発売
マイクロマウスハーフサイズのキットとしてPi:Coを発売。一つ一つのボードを組み合わせて最終的にはオリジナルに作れるように、Piece Compatibleから命名。

ハーフサイズマイクロマウスPi:Co (2008年)
2007年
11月 国際ロボット展2007に出展
東芝の音声認識装置とKHR-1を組み合わせた音声で指令できるロボットを展示
2006年
1月 RT-001/002 ロボットアームキット発売
記念すべき第1号製品として、RT-0001/0002(0001はフレームキット、0002はフルキット)で4軸ロボットアーム組み立てキットを発売

4軸ロボットアーム
2005年
11月 国際ロボット展2005に出展
神奈川県のブースで展示をさせていただいた。(当時の本社登記地は神奈川県だったため)
9月 会社設立
秋葉原(昭和通り)に事務所をかまえて、ロボットの組み立て教室と部品販売を開始