国際ロボット展iREX2015に「未来の工場見学」をテーマに出展します。

アールティはクラウドロボティクスの技術を駆使して「ねこのてFactory ~未来の工場見学~」を出展します。
ホール番号:東5
ブース番号:SR-89
出展テーマ「未来の工場見学」
案内役:ネコ店長(RIC90, 着ぐるみ型人型ロボット)
出展物:
既存の工具に取り付けて情報収集できるIoT用ツール、White Birdyシリーズ
トルク指令型ロボットアーム NEKONOTE 6DOF for Academic
ROS/RTM対応の小型移動ロボットRaspberry Pi Mouse
このコーナーでは、近い将来のIndustry 4.0/Industry Internetを意識して、「機械の情報化」「人とロボットの協働」をテーマに構成する予定です。具体的には、ネコ店長の説明で、IoTシリーズによる機械類からの情報収集の様子、ロボットアームNEKONOTEをWEBから指令できる様子、人と協働する様子、Raspberry Pi Mouseでモノを運ぶ様子をご覧いただけます。尚、デモ時間は当日会場にてご確認いただけますようお願いいたします。
近年、人工知能が大きく取り上げられています。人工知能は大きく分けて、知識を扱う「形式知」と身体のコントロールや知的な振る舞いを扱う「身体知」の二つになります。アールティは、2005年の創立以来、「身体知」を突き詰められるようなハードウェアの開発に取り組んでまいりました。これらは、ロボットにかかわる技術予測と総合的な人工知能の使い方をよく知るアールティだからこその取り組みです。
今回の展示は、来る2035年の未来の工場、インダストリー4.0、インダストリーインターネットを意識して、すべてWEBプログラマが開発できるような機器として研究開発向けに発売中です。
ロボットアームNEKONOTE 6DOF for Academicは、JSONコードでWEBプログラマのためのロボットアームとして力・位置のハイブリッド制御ができる最先端ロボットアームです。じかに触れるロボットアームとしてモータモジュールのギア設計、制御基板などの基礎から開発を行っています。会場ではダイレクトティーチングも実際に体験していただけますのでデモ以外の時間でスタッフにお声がけください。(デモ機をそのままお使いいただけます。)
ネコ店長は着ぐるみと操作用コントローラを一新し、WEBブラウザからシナリオを送出できる仕様になっています。
2009年の開発当時はパワーポイントを送出しながら、解説するという展示をいくつか作りました。このプレゼン機能をこの度はブラウザ用に変更。ちなみに、アールティは、2010年にはGoogleにもその技術力は認められ、Googleの開発者会議であるGoogle I/O 2011ではAndroid OSで動く人型ロボットRIC90 Android versionを展示、Google I/O 2012ではクラウドロボティクスとしてクラウドを通じてゲームキャラクタがロボットとなって現実世界にやってくる展示を出展しています。
IoT用センサモジュールWhite Birdyシリーズの9軸IMUが既存マシンであるCNCからの稼働状況を刻々と伝えてくれます。データを収集することでメンテナンス時期などを解析するのに使えます。実物はとても小さいので、ぜひ展示でどこについているのか探してください。White Birdyシリーズは現在、9軸IMU(有線、無線)、温湿度センサの2種3台が発売されています。
また、アールティが誇る小型車輪ロボットの技術は、自律搬送用AVGとして、Raspberry Pi Mouseに品物を載せると自動感知して部品を所定の位置まで運びます。弊社の小型車輪ロボットを開発する技術は、ボードの設計から、高速制御、特定環境で瞬時に状況を解釈し行動に反映し、迷路を解く経路計画などの人工知能を駆使した常にマイクロマウスの全国大会(世界大会)の決勝戦に残れる世界最先端レベルにいます。
このようにネットワークを駆使し、卓上でコンパクトに人間と一緒に働くロボット工場が展開できるのはアールティだけ。
ぜひ展示をご覧の上、研究開発用に購入をご検討ください。
招待券がほしい方はこちらからお申し込みください。
https://www.event-expo.jp/robot2015/regist/
この記事へのコメントはありません。