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Jetson Education PartnerとしてJetson Nanoを用いたロボットエンジニア教育サービスの提供を開始

~エヌビディアのパートナー企業としてエッジAI教育を推進~

この度アールティは、AI関連技術の教育を推進するため、エヌビディア合同会社(東京都港区、日本代表兼米国副社長 大崎真孝、以下エヌビディア)のパートナー企業として、アールティ製のロボットと、エヌビディア製のAIコンピューティングプラットフォーム「Jetson Nano」をはじめとするJetsonプラットフォームを掛け合わせたロボットエンジニア教育サービスの提供を開始します。

プレスリリース(PDF)を見る

世界中でIoT時代が到来しているなか、従来のIoTでは機械学習や予測処理などの高度な処理を外部のサーバに任せる「クラウドAI」が一般的でしたが、デバイスの高性能化などにより現場に近いデバイス(エッジデバイス)で高度な処理を行う「エッジAI」の普及が進んでいます。エッジAIの導入によって処理のリアルタイム性が高まり、ロボット化や自動運転車などへの応用が期待されています。
近年は「Jetson Nano」などのエッジAI向けデバイスが手頃な価格で普及し、エッジAIを使った機械学習、画像処理などの研究を始めやすくなりました。それに伴いエッジAIを用いた教育の需要も高まっています。
アールティは「Robot as Body for AI」を掲げてAIのボディとしてのロボットを開発しています。AIの研究開発に適したロボットやロボットを使った教育サービスを提供するアールティが、エッジAI向けデバイスの普及を進めるエヌビディアとパートナー企業(Jetson Education Partner※)になることで、エッジAIとロボットを掛け合わせた研究開発・教育を推進して参ります。
※Jetsonを活用したAI教育、さらにエヌビディアが行うJetson AI Certification(認定制度)などを軸にして、教育機関に対して教育プログラムやカリキュラムをカスタマイズして展開していく提携のこと

Jetson Education Partnerについては、本日2020年10月29日(木)に開催されるエヌビディアのセミナーでも紹介される予定です。

【教育サービスの内容】
アールティはロボットとROSを組み合わせて学べる教材、教育サービスの提供に力を入れています。
2020年11月からは「Jetson Nano」をメインボードに採用した小型二輪移動ロボット「Jetson Nano Mouse(読み:ジェットソンナノマウス)」を教材とし、ロボット制御とROSを学べるハンズオンセミナー「ROSロボット入門講座-AI関連ソフト×Jetson Nano Mouse-」を定期開催します。
当セミナーは機械学習、画像処理のソフトをロボット実機で動かしたい方や、今までソフトウェア開発中心だったがロボット開発も始めてみたい方を対象としています。期間は1日間で、価格は1名につき30,000円(税別)です(Jetson Nano Mouseは別料金、詳細は特設ページに記載)。

定期セミナーだけでなく、受講者の希望に合わせてカスタマイズ可能な企業向け研修などを随時受注しており、今後はJetson Nanoとロボットを使ったテーマ別の教育プログラム製作も計画しています。
エヌビディアとパートナーとして情報交換をしながら、よりユーザー目線に立ったプログラムを考案して参ります。

企業理念として掲げている「Life with Robot-ロボットのいるくらし-」の実現を目指して、未来を担うロボットエンジニアの育成を推進します。

Jetson Nano Mouse

セミナー開催のイメージ

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